「煙草が体に悪いのはわかっているけど、なかなかやめられない」「もう、何度も禁煙に失敗している・・・・」という人も多いでしょう。
また病気のために禁煙が必要な方もいらっしゃいます。
当院では健康保険を使って禁煙治療を行うことができます。
ニコチン依存症と診断されるなどの所定の要件を満たす方に対して、健康保険を適用して禁煙治療を行うものです。基準的な禁煙治療プログラムでは、12週間にわたり計5回の禁煙治療を行います。
喫煙は、動脈硬化になるリスクが高まることが知られています。さらに、動脈硬化は命にかかわる脳卒中、心筋梗塞を引き起こす要因となります。
「長生きしよう!」「健康的で幸せな毎日を送ろう!」と前向きな気持ちで、一緒に禁煙に取り組みましょう。
以下の項目に当てはまる方は、禁煙治療で健康保険などが適応になります。
※当てはまらない人でも、自費で治療ができますのでご相談下さい。
※2016年4月より35歳未満にはこの要件がなくなりました。
ニコチン依存症を診断するテストで5点以上 (下の表でyesの項目が5つ以上ある方)
Q1 | 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか? |
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Q2 | 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか? |
Q3 | 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなく なることがありましたか? |
Q4 | 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか? イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、 胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加 |
Q5 | Q4 でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか? |
Q6 | 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか? |
Q7 | タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか? |
Q8 | タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことが ありましたか? |
Q9 | 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか? |
Q10 | タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか? |